努力なんて嫌いだ

暇があれば寝ていたい

契約社員という名の非正規雇用ではなく、正社員という正規雇用がなくなる世界

とりあえず自分の書きたい文章を書いていたのですが、きちんと分析をすると
契約社員について調べてきているかたがいらっしゃるのですね。
ありがとうございます。

書きたいことは変わらず、本とかについてつらつらと書きたいと思いますが、
たまには契約社員絡みも書きたいと思います。

非正規雇用の時代

安倍首相は「非正規雇用という言葉をなくす」とおっしゃっていましたが、非正規雇用ということばをなくすのではなく、正規雇用をなくさないと、そのうち時代の流れにおいて行かれると思うんですが、いかがでしょうか?

今の時代、フリーランスで働いている人はたくさんいます。
たしかに会社の看板は重要で、会社の看板があるからコンタクトがとれる部分は多分にあることは認識のうえで。
少子高齢化の今、消費者のパイも労働者のパイも減りつつあります。
なのに非正規雇用者は増え続けている。
団塊の世代(これって今でも通じるの?)が再雇用というかたちで非正規雇用が増えただけでなく、
若年層の非正規雇用者が増えているのは確かです。
私がはてな住民だからというのは承知ですが、
調べれば調べるほど「個人事業主」が増えてきている印象があります。

メルカリやココナラなどのアプリによって出店するハードルが低くなったため、同時に独立のハードルも低くなったと考えられます。
インターネットからは様々な情報が無料で提供され、ジャンルによっては飽和状態。

 

そんななかでいつまで「ジェネラリスト」の正社員でいますか?
ローリスクローリターンのなかでいつまで喘ぎ続けますか?

 

大学を卒業したのに独立するなんて、という年長者の話は昔の話です。
バブルを経験したことのある人たちの話です。
今は、正社員のほうが泥船である可能性がでてきています。


目をそらしていませんか?

 

大学を卒業すればそれなりの会社に入社できるし、とりあえず大学に通っておこう。
とりあえず大手にいればくいっぱぐれることはないだろう。

そんな、学歴至上主義はいつまで通用しますか?
東日本トップ(日本トップ?)の東大ですら、世界での認知度は高くありません。
そんな学校の名前にいつまでしがみついているのですか?

その学歴は、あなたの何を証明してくれますか?

私は正社員を経験してから契約社員になりました。
幸い副業も認められている会社なので、契約社員という保険をかけて副業をしています。
まだまだ今の日本は副業、というよりも「スキル特化型」の採用は少ないです。
スキル特化型、職人への給料は低く、ジェネラリストのほうが重宝されます。
けれど、少子高齢化にむけて、そして、今の世の中の流れからそのうち「スキル特化型」が主流となると思います。

さらにいえば、AIにとってかわられないスキル特化型が重要になってきます。
いくつもの会社の同じ内容の仕事をこなしていく。
AIには起こせないアイデアのバグを発生させる。
そんなスキル特化型になるためには、異動や、会社全体を考えなければいけないジェネラリストでいると遅々として進みません。
契約社員という立場で、あるスキルでの仕事をしているほうが、たとえ2足のわらじであっても、よっぽど有意義だと感じています。

今はただ、収入を増やすために副業をしています。
ですが、いつかこの副業が実を結ぶと信じて続けています。

契約社員、たしかに今はつらいかもしれません。
私も辛いです。
だって、給料があまりにも低いから。
働いても働いても、生活費に溶けてしまうから。
旅行にも行けない、やりたいことも我慢しないといけない。
でも、働かないと生活ができない。

負け犬の遠吠えに聞こえますか?
そう、勝ち負けで判断しているうちはまだまだです。
相対的に強い人ではなく、絶対的に強い人になりましょう。
会社の看板などなくても渡り歩ける「個性」をつけましょう。

契約社員にはその時間が多く与えられています。

私は、契約社員と社内ニートの味方です。