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レヴェナント:蘇りし者 鑑賞の感想

 
 
 
レヴェナント:蘇りし者
 
鑑賞してきました。
都内の映画館は軒並み小さな劇場で上映していてですね。
アカデミー賞を本当に取ったのか、もしやB級映画なんじゃ!?
みたいな扱いを受けてました。
公開したの2016/4/22なんだけどなぁ。
 
とりあえず、映画館で鑑賞する必要もないのかも、と思って
なるべく安く観れる映画館にしました。
 
 

1分もしないでわかるあらすじ

 
出会った人は殺さずにはいられない原住民と、
その原住民から逃げる皮商売人の白人の助けをしているディカプリオ。
ディカプリオがグリズリーに襲われて瀕死状態となっている間に、
ディカプリオの息子が白人に殺される。
息子を殺された復讐をすべく、瀕死のディカプリオが白人を追ってサバイバルする。
 
 
まとめ
 
お馬さんは偉大だ。
だって、乗るだけじゃなくて、食べられるし、極寒の夜をも凌げる寝袋になるのだから。
(鯨の油みたいに火はつけられないとは思うけど)
 
 
 
率直な感想を言うと
とても疲れたし、なにも面白くないし、ただただディカプリオの吐息を聞き、ただただグロテスクなだけだった。
なんだ、アカデミー賞ってこんなもんなのか??
と、いう感じだったので小さいスクリーンで上映されているのも頷ける
 
アカデミー賞を取っただけというイメージで突撃して失敗したのですが、
これ、「監督賞、主演男優賞、撮影賞」を受賞していたのね。
そりゃストーリー求めちゃダメね。
 
たしかに、恐怖と悲惨さはお腹いっぱいになるほど伝わってきた。
映画館で見るのが苦痛なくらいだからね。。。
寒さとか、たき火の暖かさとか、体温とか、画面から伝わってくる情報が多かったにも関わらず、
それを打ち消すほどの残忍さとグロさ。
なかなかに見ごたえがある。
 
ただし、それにばっかり力をかけすぎて、なんっにもストーリーはない。
何度でも言える。
全くストーリーはない。
ちなみに、ディカプリオもまったくカッコ良くない。
 
調べてみると、伝記が原作らしい。
結構アメリカでは親しまれているようで、原作の本もなんとか賞を受賞しているそうで。
作りこまれたフィクションじゃないからこそ、ストーリーがないと思ってしまったのかも。
農耕民族の日本人と狩猟民族のアメリカ人では感じ方も違うのかな・・・・。
こういった経緯を知ってから観ると割と楽しめるかもしれない。
本当に蘇ってきた感じだよ・・・。
蘇り方は痛々しいけど。
 
よくある、「復讐は何も生まない」系かと思いきや
「執念の復讐物語」でした。スゴイネー。
 
 
そんなわけで、この作品を見るときはカッコいいとか、面白そうとか、そういう意識は一掃してください。
吐息と、土と、血と、雪と、お馬さんの偉大さを知りたいと思う方は映画館へどうど。
とりあえず、話題作だから見てみようと思うのであれば、DVDをおすすめします。
 
私好みの作品ではなかったなー