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マクロスΔを今更見終わったので感想

2016年夏アニメの最終回を迎えつつある今日このごろ(もうピークも過ぎたころ)
ようやっとマクロスΔを観終わりました。
いやー時間かかった。
中だるみしちゃったんだよねぇ。
 
 
 
全26話。
一言でいえば
「ロボットアニメじゃないね。で、映画化するの?」
って感じでした。
 
私の認識ではこれってロボットアニメで、歌で世界を救うもんだと思ってたんですが。
今回のΔに関しては、ロボットアニメというよりアイドルアニメでした。
あと、割と作画にばらつきがあった気がして。
 
各シーンと歌のシンクロ具合とかももっと工夫できたんじゃないか感がありまして。
歴代がどうだったのか不明ですが、歌のとり直しってしているのかな?
表情と声の感情が一致していないというか、少しずれている気がしていて、
その少しのズレが気になる作品でした。
アイドルユニットなのは構わないけれど、それぞれの背景が複雑すぎて描き切れていないよね。
人気も分散されるし、カリスマ的存在もいなかったし。
主人公がグループの中心じゃないのって違和感というか、圧倒的カリスマがいないと成り立たない。
今のアイドルグループ全体に言えるのかもしれないけれど、主人公のフレイアとセンターの美雲さん、リーダーのカナメさん。
もうこれだけで3つに分かれちゃっているし。
え、結局センター誰なん?って感じ。
センター美雲もセンターにおくには自己主張が激しい感じでしたね。
何気にカナメさんが一番安定感あるんじゃないかと。
フロンティアの星間飛行とか、マクロスの愛、おぼえていますか、みたいな息の長いヒット曲はなさそう。
というか、そこは狙っていないのかな?
 
あと、ロボットというか、マクロス」が活躍していない。Δ小隊もあんまり活躍しないよね。
ロボットものはどっちが味方でどっちが敵になるか、機体だけじゃ判断できない人なので有難かったけど。
それだけ戦闘シーンがないってことね。
 
戦闘シーンといえば、誰がどの味方で、何と闘っているのかが不明確。
新統合軍配下にケイオスがいるのかな?
で、新統合軍を狙っているウィンダミアから守るために闘っているのかな?
うーん、不明。。。
 
伏線が回収しきれていなかったりと、風呂敷を広げすぎた感がひしひしと伝わってきます。
レディMって誰?
美雲さんは誰がつくったの?
なんだ組織片って、クローンは良いけどなんのためにクローン作ったんじゃ?
ハヤテの持っているあのネックレスはどこからきたの?
なんでハヤテはヴァール化するの?
なんだあのニューロン
 
思いつくだけでもこれくらいあるので、しっかりとみている人はもっと疑問だろうと思います。
 
まぁ、伏線が回収しきれいていないのとかを抜けば、いい感じの終わり方だったなぁと思います。
フレイアとハヤテがくっついて、ミラージュがちゃんとハヤテに思いを告げて。
フレイアは近い将来死んでしまうのが目に見えているけれど、それはそれで別のお話。
最終回に向けて詰め込んだのはわかるけど、せめてここは丁寧に描いてほしかったという思いもありつつ。
 
再び見ることもない作品だろうし、「あぁ、そんな作品もあったね」てきな作品で静かに忘れられる印象です。
今期(前期?)の作品はヒット作が多かったからこそ余計に感じました。
 
むっちゃごりごりぃぃぃ~~~~