努力なんて嫌いだ

暇があれば寝ていたい

自分のことを話すと途端に涙が出る

私は自己紹介が苦手だ。
と、いうよりも、自分の意見を言うことが苦手だ。
話してる間に涙が出てくるから。
できるなら、自分のことは話したくない。
自分のことを話すと涙が出る人、私だけじゃないはず。
 
いつからかはわからないけれど、いつの間にかそうなっていた。
さかのぼれば、高校や大学の進路相談、習い事、就活、そんな節目節目は当たり前にあった。
自我があって、自分で自分のやりたいことを選べるようになった頃から、私は自分のことを話すと涙が出てきた。
 
だからって自分の意見を言えない子どもではなかった。はず。
もしかしたら、自分の意見を一般論として発言してたのかも。
 
 
私がやりたいことよりも、
「相手が望んでいるであろうこと」
「こうしたらきっと喜んでくれる!」
そういうのを敏感に察知して、発言をしていたと思う。
自分がない、といえばそれまでだけれど、そこには恐怖もあったと思う。
 
「この人は私のことを受け入れてくれる?」
「嫌われないかな?」
「ハブられないかな?」
 
ありきたりに、承認欲求といえばそれまでだろうけど、たぶんそんな簡単な言葉でまとめられない。
 
怒っていても涙が出るし
怒られていても涙が出るし(別に泣くほどじゃなくても)
好き、と、伝えるだけで涙が出るし
果ては犬を撫でている時も涙が出る。
 
口には出てこない感情が渦巻いて、ぽろぽろと流れてくる。
なにも、悲しくないのに。
とまれ、とまれ、そう思っても絶対に止まらない。
 
そして、結局自分の言いたいことの一つも伝えられずに終わってしまう。
ちがう、私はこんなことが言いたかったんじゃない
そんな不甲斐ない自分と、自分の涙腺を呪う。
 
そういえば、営業をやってるときもお客さんに会社紹介しながら泣いたなぁ笑
がんばって誤魔化したけど、誤魔化せてたのかな笑
 
困っているし、治したい治したいと思っているけれど、これが何かの病気なのかも分からないから、治療のしようもない。
これは強迫観念ってやつなの?笑
 
自分の感情の渦に巻き込まれて溺れそう。
 
あれはダメ
これはダメ
これしなさい
こうしなさい
あれにしなさい
 
 
そういう教育を受けてきたから
どうしたいの?
好きなようにしなさい
 
そう言われると、そういう意見を述べるのは、どうやればいいのか分からないんだよ。