努力なんて嫌いだ

暇があれば寝ていたい

現代は女性にとって生きるのが難しい時代である


この間のテレビで聞いた言葉だ。(なんだったっけなぁ、ほんまでっかかな?)

私は同棲を初めて早1年半が経とうとしている。
子どもはいないから、共働き(?)で、少しは余裕がある。

自分がダメ男製造機であると、前から認識をしていた。
自分のためにお金を使うよりも、友達や他の人に使いたいと思うからだと思っている。
本当のところは分からない。
ま、私もクズだからなんだろうけど。

 

だから、自分のための時間よりも、相手のために時間を使ってしまうし、それが当たり前になっているんですが、この間とうとう爆発しました。

 

炊事、洗濯、掃除はしない。

着た服は脱ぎっぱなし。

帰ってきてテレビを見ているだけ。

しかも、ポップコーン食べているから落とすこぼす汚す。


なのに、顔の産毛を見つけて「あ、おひげはえてる~wwちゃんと手入れしてよww」とか言う。

 

はぁん???

そんな時間どこにあるんじゃコラ???

家事も手伝いもしない、借金もしているクセにどの口がほざくんじゃぁぁぁ!!!!

 

と、爆発したわけです。

 

女性の三重苦

 
で、ですね。

女性には三重苦の時代が今なんです。
仕事
家事
育児

片や男性は
仕事
家事(ほぼ手伝う程度でやるってほどじゃない)
育児(一緒に遊ぶだけでイクメンと思っている)

男性、なにしてるんですか。まったく。


さらに、何が辛いって女性はこんだけの作業をしながらも「女性」であることを求められます。
家事も仕事もしていない高校生や大学生がぴちぴちで可愛いなんて、若さだけじゃない。
自分に避ける時間が圧倒的に多い。

でも、そこから劣化しないように、必死で重力老いと戦うわけですよ。

芸能人は子どもを育てていても綺麗じゃないか!という人がいるかもしれないが。
じゃあ、自分のことに時間を割いても大丈夫なだけの収入が一般人にあるのか?

エステ1回1万円なんて安いもんだ。
エステに行くだけのお金であれば、時々の贅沢で終わるかもしれない。
じゃあ、その間子どもはどうしている?
ベビーシッターに預ける?
そのお金は?

なんて、一般人(平均世帯年収600万として)の家にそんな裕福にする余裕はない。
それじゃあ、プチプラで家で隙間時間にできること、となる。
サロンのクオリティを求めちゃいけないのはご存知の通り。
その隙間時間ですらも家事をしなければいけないなんてザラだ。
じゃあ、睡眠時間を削りますか?
ってなったら、仕事にも支障がでるから大きくは削れない。

 

重力と老いはそんなチンケな作業だけで抗えるほど簡単なことじゃない。


1日24時間しかないのは人類平等である。
女性だけは、1日30時間ね、とかはない。
その24時間のなかで分刻みのスケジュールでやるべきことを片付けて行かなければいけない。
仕事をしていれば、ストッキングをはいて、ヒールの靴を履かなければいけない人もいるだろう。
男性よりも体力のない女性であっても、男性並の仕事の能力を求められるから、倍以上の努力をしないといけない。

毎日仕事がおわればへとへと。

なのに、さらに家事もして、女も磨けだと????

できることなら言われる前にやっているわ!!
男性が気づくことが女性に気付かないとでも思ったか!!

と、爆発をする。

爆発したら最後手が付けられないのも感情の生き物である女性ならでは。

あららー

さぁ、どうします??

 

男性にお願いしたいこと

週末に掃除をしたら、家事を手伝った
子どもと遊びに出て行ったら育児をした(俺ってなんてイクメン)

なんて甘ったれた精神を叩きなおしてください。

ゴミ捨てしてますか?
そのゴミ袋、1枚大体いくらか知っていますか?
毎日献立を考えて、冷蔵庫にある食材の残りや賞味期限を把握していますか?
何の洗剤を使っているか知っていますか?
その洗剤の残り量を把握していますか?

毎日男磨いていますか?
全身のシェービングしていますか?
眉毛の手入れしていますか?
自分のにおいや服の汚れ気にしていますか?


仕事のストレスがあって、疲れているから帰ってきたら寝るだけ。

そんなことしていませんか?

女性は帰ってきても、「メイクを落とす」という作業が必要です。
社会のマナーとしての戦闘服を脱がなければいけません。


あなたの収入は奥さんの何倍ですか?
3倍も4倍も稼いできていますか?

あんまり変わらないなんてほざいたり言ったりしませんよね?
つまり、あなたとその女性は同じ仕事量ってことですよ。(もしかしたら多いこともあるかもしれません)
日本において男性と同じ収入を得ることが女性にとってどれだけ大変か、想像したことありますか?


そして、その収入のなかで、奥さんはやりくりをしています。
自分の稼ぎがなければ、「私は家事をしているだけだから・・・」と、残ったお金は将来の貯金にまわします。

ここに育児が加わればさらに大変になることは分かりますよね?

イクメン」なんて言葉ができてしまったから、男性は少し育児に関わっただけで褒められます。
「あら、おたくの旦那さんはイクメンなのねぇ。羨ましいわぁ」

いや、あの、、、それ、「父親」だから当たり前にすることじゃないの、、、、、、?

イクメン」で終わっている人は「父親」になりきれていません。
手をかけるべき子どもがいるのに、大人であり自立できるはずの「父親」が半人前でどうするんですか?
そこまで女性は背負うんですか???


あらら?
「母親」である時間が増えて「女性」である時間が減ってきましたよ?


これでも女性として綺麗でないといけませんか?

だったら、手伝いましょうよ。

百歩譲って半々にしましょうよ、負担を。

その思いが奥さんを「母親」から「女性」に変えます。

男性の心遣いと、奥さんを大切に思う気持ち次第で変わるんですよ。


頑張れ世の男性。

女性は不死鳥のように不死身でもなければ聖母マリアのように優しくないぞ。